脱水症状〜完全回復まで

人生初の脱水症状を経験る。

軽度ではありますが、かなり辛い思いをしました。
また日毎に落ちる体力と、比例して気弱になっていき、不安な時間でした。

こんなにも辛い思いは二度とごめんだは思いますが、そんな中でも情報を調べることで気づきがありました。
たくさんの情報と、自分なりの体験の中で、次に同じような経験をした時にはこうしようと思うことを綴ります。

脱水&下痢の症状で不安になったり、どうしたら早く回復するのかと調べている方の情報のひとつとなれば思い記録してたまとめの最終回です。

(気分の良くない表現が含まれるかも知れないので、了承の上注意して読み進めて下さればと思います。)

脱水症状のピークを過ぎても

 脱水症状のピーク時は固形物は喉を通らないし、飲み込んだ次の瞬間にはそのまま通過。
 ピークを過ぎて、多少食べられるようになったとしても便はシャーシャーの水状態。

 さらに2、3日目に多少回復傾向になっても、僅かに通過する時間が伸びただけ。
 水分すら吸収せずに、そのまま出てしまうのです。

それでも何も飲まないと、更に脱水症状は悪化してしまいます。

 それにほとんど歩かないし、栄養補給出来ていないので、日に日に体力が落ちるのを実感します。
「このまま体力が落ち続けたら、どうなるのだろうか…」

気持ちも日に日にダウンして、体調だけでなく心もダウン。
 マイナス思考になっていきました。

 

水分しか摂れない時の必須アイテム

 そんな水分すら体が受け付けない時の味方は『経口補水ゼリー

「脱水」には経口補水液とはいいますが、
 更に下痢症状があるならゼリータイプが絶対オススメです。

 経口補水液では、すぐに体を通過して出てしまいます。
 でもゼリーだと少しだけ時間稼ぎができて、胃腸とお尻の負担が少ないです。

 これは尿が出なくなるようなひどい下痢になった人にしかわからないかも知れませんが、とにかく体内に水分を保つ時間を少しでも長くしてお尻への刺激を少しでも減らしたいのです。

 最低限必要な成分を体に入れることで、辛い脱水症状が悪化しないようにするには経口補水ゼリーは必須アイテム!
 めまい、頭痛、吐き気など軽度の症状は、すぐ落ち着くのがわかりました。

固形物は避けて、経口補水液で体に取り込みやすい水分をしっかり補給するのが最優先事項です。数日は完全に胃腸を休め、自然と動き始めるのを待ちます。

 

体調が悪い時は…

一番はとにかく体を休めること

 まずしっかり体を休めることです。

 当たり前のことですが、社会人や主婦、経営者…
 大人になると完全に休むという事がなかなか出来ないものです。

 やる事はいっぱいあるし、スマホの通知は気になるし。
 体が少しでも動けば家事をやってみたり、スマホをチェックしたりしがちです。
 それに少しでも栄養のあるものがいいのではと、果物やジュースを食べてみたり。

これは全部NGです。
体調が悪い時はベッドでしっかり寝て、何よりも体の回復を優先しないと治りが遅くなります。

ベッドで完全に休息体勢を保つ

基本は水分補給のみ。他の活動は極力しない。

回復までの食事は…

 体調不良から回復の傾向が見えると「そろそろ普通の生活に戻りたい」という焦りが出てきます。

 ただ、焦りは禁物!
 ぱんダリオンは「栄養を取らなきゃ」と回復し切る前に果物やたんぱく質などの固形物を食べてしまいました。

 でも動いてない胃腸に固形物は負担になるだけで、消化吸収出来ずにすぐ通過してしまいます。
せっかく回復の兆しが見えたのに、また下痢が酷くなって後退してしまうだけでした。

 また健康な時には体にいいと思って食べていたものが、胃腸が回復するまでは全く食べられませんでした。
 例えば…

野菜、海藻、キノコ類、果物✖️(食物繊維が消化に悪く腸の負担に)

白米のお粥以外の炭水化物✖️(固形物や食物繊維は消化に時間がかかるので、胃腸の回復の妨げになります)

たんぱく質✖️(豆乳、豆腐など体に優しそうなものでも数分でお腹がゴロゴロして出てしまいます)

塩分、甘い、辛いなど味の強いもの・濃いもの✖️(味覚が過敏、胃腸に刺激になります)

 

 少なくとも下記の「体力が少し回復」までは水分不足に気をつける事を優先。
 固形物は避けた方が結果的に回復が早かったんだろうと感じています。

 ただ日常生活に戻れるようになってからも食欲が落ちている時は、食べたいものを食べてみるのもいいかも知れません。
 体調の悪い時は特に、本能で体にとって優しくないものや刺激物を避けようとします。
 拒否したら、体はすぐ排出します。(上からも下からも)

活動し始めるタイミング

体調が回復するステップ

悪化〜停滞〜症状が軽減〜体力が少し回復〜日常生活に戻れる位になる〜回復

 復帰のタイミングは、上記の回復のステップの「体力が少し回復」して自然に体を動かせるようになるまでのを待ちます。

風邪やインフルエンザなどで熱が出ても、数日すれば体力も戻ります。
でも脱水は思った以上に体力を奪い、足や体が重く、階段の登り降りが苦にならなくなったのは仕事復帰から一週間。

さらに脱水だと食欲が戻って回復期になっても、腸のコンディションが回復するにはプラス一週間以上かかりました。

 焦って日常に戻ろうとすると、せっかく回復した所で、すぐに後退してしまいます。

繰り返しになりますが、回復の兆しがあるなら徹底的に休む。まずは回復に向けて養生するのみです。

ただ意識が朦朧としたり、休んでも症状が悪化したり、水分も喉を通らない…などは迷わず病院です!

35歳以降は健康ありきをベースに生活する

 なんとなく体調がイマイチというのは、その後1ヶ月くらいありました。
 1〜2ヶ月後までは甘いものやジャンクフードは食べたくなかったです。

 それに今まで風邪知らずだったぱんダリオンがすぐ感染しては、顔色が悪くなって…咳が出て…
 少し元気になって、また不調を繰り返し、周りから相当心配されました。

 病院で抗生物質や薬を処方されて症状が少し落ち着く。飲み切ったところでまた感染。
 そしてまた通院のループにはまってしまい、正味3か月くらいは通院を繰り返していました。

 あまりに不調と通院を繰り返すと、自信もなくなってきて、体も心も弱気なってきてしまいます。
 幸い大きな病気ではなかったので、思い切って3か月目からは完全に漢方のみに切り替えて、徐々に免疫力と体力、気力が回復しました。

 日頃から健康には気をつけていた方ですが、年齢的にも40代後半。
体の修復機能はかなり落ちていると実感しました。

 年を追うごとに確実に体は衰えています。
 過信することなく、食事・睡眠・適度な運動で予防、そして不調を感じた時の早めのケアは必須だと実感しました。

体に悪いもの、負担になるものを把握しておく

体が資本。下痢、食欲不振など。軽度の不調のサインを見逃さず、早めのケア

大きな病気の心配がないなら、心のケアのためにも自分に合ったケアを選択するのもあり

あとがき

 私の周りで60代、70代、80代でも以降もイキイキと元気な人はやはり生活習慣に自然と「健康」を意識した選択をしているように思います。

元気な時でも体に良いものを積極的に摂取し、刺激物や体に良くない物をなるべく避ける。
良く動いて、良く寝るなど健康的な生活を心がけようと改めて感じました。

 脱水になってから5ヶ月が経過して、やっと風邪などの感染症にも負けないくらい回復してきました。
 完全回復まであと少しという感じです。

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