自分の気持ちの伝え方4

 「自分の気持ちの伝え方3」ではステップ3『シンプル&あっさり&プラス表現』について書きました。

 「自分の気持ちの伝え方4」では「伝える時の注意ポイント」についてです。

 また自分のことを伝えるのには「伝えたいことの根幹は何か」「考えの基になる価値観」がわからないと難しいのですが、価値観や自分の軸については以前書いたブログを見て下されば嬉しいです。

伝える時の注意ポイント

 ここまで「自分の気持ちの伝えるために3つのステップ」をお伝えしてきました。

 伝えるための3つのステップ 
 ステップ1「本当の自分の気持ちを知る」
 ステップ2「相手との距離感を見極める」
 ステップ3「シンプル&あっさり&プラス表現」

 ただ、たとえ3つのステップを踏んだとしても、「これをやっちゃうと伝わりにくい」という事がいくつかありますので、「自分の気持ちの伝え方」シリーズの最後に「伝える時の注意ポイント」について書こうと思います。

「わからないだろう」という決めつけ禁止!

 自分の話したいままに話すと、時には伝えたいことが上手く伝わらない時もあります。
 それは相手の理解度が低いのではなく、自分が相手にわかるように伝えていないという風にぱんダリオンは考えます。
 ですので言葉や表現を変えて再度伝え直します。

 適当に流したり、嘘をついたり、ごまかしたり、難しい言葉を使ったり、言ってもわからないと決めつけたり、相手には理解できないだろうと話すのをやめるというのはNGです。

 一生懸命伝えているのに伝わらない時は「相手が」ではなく「自分が」と置き換えて考え直します。

「自分がわかりやすい表現や言葉で伝えられていない」

「自分の伝える力が未熟」

「自分が一方的に話している」

「自分自身の伝える内容がまとまっていない」状態になっていないか一度冷静になります。

 「伝えたいことを伝えること」を目的とするなら、相手が理解できる言葉や表現を意識します

 

相手に合わせた表現を

 難しい言葉や専門用語、カタカナ言葉や略語は一見知識があり賢そうな印象ですが、人によって理解度に差があります。

 伝える事が目的なら、相手に合わせた言葉と表現を使った方がコミュニケーションは円滑になります。
 また相手にわかるように色々な表現を駆使することで、お互いにとって学びや成の機会に変わるはずです。

 会話の中で相手がどのような反応をしているのか、質問を投げ掛けながら言葉を選びます。

 コミュニティにいると話のペースが合う人や気の合う人ばかりではありません。

 のんびりしていたり、かみ合わなかったり、忘れっぽかったり、何回も聞き直しをしたり…

 そういう人に対して嫌な態度で接して不穏な空気が流れるよりも、伝え方を工夫したり、違う表現で伝えることで物事はよりスムーズに進むはずです。

  また相手が話している内容が理解できない時は知ったかぶりをしたり、聞き流すのではなく、素直に「わかりません」とか「それは〇〇という理解でいいですか」など自分なりの理解と表現で確認するのがスマートです。

グレーな表現だと優しい雰囲気になる

 自分の意思や意見を伝えるとき、より強い、はっきりした表現やなりやすいという事はありませんか?
 ぱんダリオンはたまにあります。

 そんなつもりはなくても、聞き手は詰められたり、迫られたり、自分の意見を否定されたような気持ちになってしまいがちです。
 そうすると自分を守るために、反対意見や否定・拒否や言い訳などをしたくなってしまいます。
 こういったやり取りでは、お互いに本当に伝えたい事が伝えられないのではないでしょうか。

 そんな時は少しグレーな表現を意識すると優しい雰囲気になり、相手も受け取りやすくなります。

○○と思いますが、いかがですか?

こう思いますが、○○さんのお考えは聞かせて貰えますか?

○○してもらえると助かります。

こんな風にしてもらえると嬉しいです。

 白か黒か極端な選択、「絶対」「必ず」など断定する言い方は、決断力や判断力があるような魅力的な印象を与えます。

 ただ場面や相手によっては強すぎる表現は受け入れにくい場合も。

 「常識的に」「あたりまえ」「~すべき」というような断定的な言葉を多用する方は注意が必要です!

まとめ

 「自分の気持ちの伝え方」シリーズの最後に「伝える時の注意ポイント」についてまとめました。 

 伝える時の注意ポイント
 
「わからないだろう」という決めつけ禁止!
 相手に合わせた表現を
 グレーな表現だと優しい雰囲気になる

 伝え方に正解はありませんが、ぱんダリオンは次のように考え、表現を変えながら「自分が伝えたいことを伝える」方法を常に模索しています。

相手を変えることは出来ないので、自らの伝え方や聞き方を工夫する
我慢や遠慮で伝えることをあきらめない
柔らかい表現ながらも、自分の意思をはっきりと伝える

 今回のブログが「伝えたいことを伝え、より円滑なコミュニケーションを保つ」ための助けになれば嬉しいです。

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