「運がいい人」「運が悪い人」の違いは?

 ぱんダリオンはスキンケアのカウンセラーで、日頃接する人は「お肌をきれいにしたい」というお客様やその「希望に答えたいという」スタッフなど比較的前向きな人々に囲まれています。

 しかし話を聞いてみると仕事やプライベートにも恵まれているし、大きな問題はなさそうであるにも関わらず、ご自身では「運が悪い」「上手くいかない」と感じている方が一定数いらっしゃいます。
 多くの人に接していて気づいたのは、そういう方々には共通した特徴があるという事です。

 そこで「運がいい人」と「運が悪い人」の違いについ考えてみます。

「運がいい人」「運が悪い人」の違いは?

 「運がいい人」と「運が悪い人」
 ひとつ大きな違いがあるとすればそれは物事の「捉え方・考え方」です。

 「運が悪い」という人の話を聞いてみると仕事やプライベートも充実していたり、一般的には環境に恵まれているような人さえいます。
 それなのに「運が悪い」と思う人はトラブルやネガティブな出来事にあった時の思考に以下のような共通点があります。

「運が悪い人」の思考

「なぜこんなに大変なことが続くのか?」

「なぜ自分ばかりこんなに辛いことが起こるのか」

「どうして自分は運がないのか?」

「自分が何か悪いのか?」

 「運が悪い」と感じている人は、不運や辛いことにばかり目が向いて動けなくなっています。

 もちろん生きていれば誰もが絶望して立ち直れないと感じたり、理不尽だったり、自分の力ではどうにもならないと思えるような出来事に出合います。
 それでも悲しさや辛さを目の前にして、感じている気持ちを受け止め、自分を許し、もがきながら未来へと歩き出す力として蓄えます。

 このステップを飛ばしてしまうと、悲しさや辛さを隠し、押し込めてしまいます。
 そして心の奥に抱え込んだまま、自分すら欺いていることに気づかず、ネガティブな気持ちを積み重ねてしまうのです。

 その結果「辛い事ばかり=自分は運が悪い」と感じてしまいます。


 一方で「運がいい人」と感じている人は、「自分は運がいい」と思い込んで疑いません。

「運がいい人」の思考

「辛いこともあるけど、良いことも沢山ある」

「大変な事があっても、自分は人に恵まれている」

「〇〇で済んで、自分は運がいい」

 悲しいことや辛いことが起こったら、もちろん落ち込んだり、悲しんだり、悩んだりします。

 ただいつまでも引きずって動けなくなったり、目を反らしてなかったことにはせず、その時できることはないかと考え行動します。

 そしてそれを経験として刻み、次へのステップにします。
 だからこそ苦労も悲しみも「すべて糧 → 自分は運がいい」と思えます。

運が悪い人は「自分は運が悪い」といつまでも引きずる

運がいい人は「自分は運が良い」と思い込んで経験を糧にする

自分が動くか、周りが動くのを待つか

 「運がいい人」は常に「どう考えるといい方向に進むか」「今できることはないか」と自分で考え、行動し、常によりポジティブなことをキャッチしようとしています。

 「運が悪い人」他の人が動くのを待ったり、周りの流れに任せて受け身になります。
 自ら選択したのではなく与えられたものが原因で悪いことが起こると、それは自分のせいではなく「運が悪かった」とか「〇〇のせい」など他責思考に繋がってしまいます

「運のいい人」は能動的。運も不運も自分の事として捉え、常に行動に繋げる。

「運の悪い人」は受動的。過度に自責したり他責思考になり、成長の機会であることに気付かずにチャンスを逃しやすい。

 

運が悪くなる思考に引き寄せられていないかチェック

 ネガティブな思考はネガティブなものを引き寄せます。

 次のような特徴が当てはまったらネガティブを引き寄せて、運を悪くなる思考に陥っているので要注意です。

こんな特徴があったら注意

家族や同僚、友人など周りにいる人に対して不満が多い

不満があっても本人に直接言わず我慢している・見ないフリをしている

問題が起きたら解決する行動はせず、常に過ぎるのを待ってやり過ごす

素直じゃない、心を開けない

諦める、達観している

行動しない、できない・やらない理由を考える

スケジュールを埋める、忙しくして考えないようにする

家族、会社、社会、政治などのせいにする、他責思考

能力がないとか性格などの問題だと自分を必要以上に責める自責思考

 このような特徴に多く当てはまる人は、ネガティブなものに過敏になっています。
 もし自分で認識せずネガティブ思考に引き寄せられているなら、より注意が必要です。

 一見良いと思われる「厳しく躾をされた」「大切に育てられた」という経験のある人も要注意です。
 倫理観や正義感の強さは素晴らしいことですが、その理想に囚われてしまい自分で制限をかけて身動きがとれなくなります。

 親や周りにいる大人が心配し過ぎるあまり過干渉になり、本人も影響を受け過ぎて前に進むのを迷う方は本当に多いです。

運がいいという思い込み癖をつける

 ネガティブな思考への対処方法はマイナスな事を良い事にプラス変換して、とにかく自分は運がいいと思い込むことです。

 最初は少々無理にでも自分は運が良いと思い込むための暗示をかけます。
 

「悪いことがあっても、次は必ず良いことがある。」
「自分の周りには良い人が集まる。」

「自分は運がいい。」

 運のいいポジティブなオーラを纏って行動していると、ネガティブな物は自然と離れていくようになります。

返報性の原理を応用する

 大人になるにつれて諦めやごまかし、裏切りや表面的な付き合いなどがあることを知ります。
 もちろん誰でも彼でも信用して心を開くのは危険です。

 でもあまりにもガードを上げすぎて、どんな人も信用せずに警戒し過ぎては、良い人や情報すら遠ざけてしまいます。

 また例えいい人に巡りあっても、自分が心を開かずにネガティブな思考にとらわれていると、相手にもネガティブさがうつり関係は悪くなりやすいです。

 最低限の警戒心は持ちながらも、こちらから心を開いて素直な言動を心がけることが重要です。
 こちらが打ち解けた態度で接していると、最初は警戒していた相手も信頼を寄せてくれるはずです。

 自分から先に行動を!

 自らの言動が、相手の言動にも影響します。

 

 

まとめ

 「運がいい人」と「運が悪い人」の違いについて考えてみました。

「運がいい人」「運が悪い人」の違いは?

自分が動くか、周りが動くのを待つか

運が悪くなる思考に引き寄せられていないかチェック

運がいいという思い込み癖をつける

 どんな場面でも自分の言動や思考が運を左右しています。

 その為にもネガティブな物や人とは出来るだけ距離をおき、一緒にいて明るい気持ち、元気になれる人やものとの時間を優先して増やします。

 「運がいい人」の言動・思考を真似して、いい人や物をどんどん引き寄せましょう。

 

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