「片付け」が人間関係にも重要な話

 ぱんダリオンは日頃から掃除、片付け、断捨離を比較的に好んで行います。

 汚れたり、ごちゃごちゃとした空間だと、他の事をしようと思ったにも関わらず片付けを始めてしまうのです。
 さらに部屋や物だけに限らず、人との関わり方もすっきりしています。

 そんなぱんダリオンが、日頃から重要な位置づけにしている「片付け」について書いていきたいと思います。

「片付け」が心に影響する

 これは良く聞く話ですが「部屋の状況は心の状態を表す」といわれるほど関係が深いと言われていますよね。
 (初めて聞いたという方は「片付け 心理学」と検索してみてください。)

 例えば「粗大ゴミが放置されている場所で事故や事件が起きる」「落書きのある街は犯罪が増える」「汚い部屋で過ごしていると心が荒む」というのは偶然や迷信ではないということです。

  ぱんダリオンが掃除や片付けをするのは、無意識に心を整えるためにしているのだと実感しています。
  日頃からごみ捨てや掃除をして環境を整えることで、集中して目の前のタスクに取り組めます。

物の「片付け」の手順

  「片付け」が苦手な人は何から手を付ければいいのかわからないと思います。
  ぱんダリオンの場合、まず最初にやることは分別する」です。

 分別は「要らないもの」「要るもの」「迷っているもの」の3つ

 「要らないもの」はごみ袋や段ボールに入れてすぐ捨てられるようにします。
 マンションなどで24時間ゴミ出し可能な集積場所がある場合は、すぐにまとめて出してしまいましょう。
 せっかく決断したのに、見える場所にあると「やっぱりまだ使えるかも」と思ってしまうかも知れません。

 ぱんダリオンの場合、捨てるのに・気が引けるような「まだ十分に使えるもの」はフリマサイトで売ったり、ボランティア等に寄付するようにしています。

 また思い出の品は写真に残し、現物は処分するようにしています。

「要るもの」置く場所を決めます。
 「本」「服」「日用品」など、スーパーの売り場をお手本にカテゴリーごとにまとめます。

物の置き場所を決めたら

 あとは使ったら元の場所に戻す」「ひとつ買ったら、ひとつ捨てる」を守ればOKです。

「迷っているもの」は大体「使ってないけど捨てるのは勿体ない」というような理由が多いですよね。
 捨てるかどうかと迷っている時間は勿体ないので、一旦段ボールなどにまとめておきます。
 次の「片付け」まで使わずに入ったままなら処分します。

ときめかないものは「捨てる・売る・譲る」

 あまりにも有名な片付けの達人といえば「こんまりさん」ですよね。

 片付け好きのぱんダリオンは、当時まだ珍しかった片付けの専門家「こんまりさん」の本をすぐ手に取りました。
 読んでみて片付けの概念ががらりと変わります。
「ときめくかどうかで残すものを決める」

 とても衝撃的な言葉でした!

 それまでどこかで「勿体ないから捨てにくい」「思い出だから」と思って保管していたものがたくさんありました。でもこんまりさんの本に出合って「ときめき」を判断基準にしてから「迷っているもの」がほぼなくなりました。

ぱんダリオンは「ときめかないものは捨てる、処分する」を徹底しています。

人間関係にも「片付け」を応用

 「周りに好きな人・良い人ばかり集まる」(苦手な人は離れていく)
 「周りに苦手な人・疲れる人が多い」(良い人が離れていく

  後者の人は人間関係の「片付け」(人との距離感の測り方)が下手なのだろうと推測します。

・苦手な人の誘いを断れない
・やりたくないけど仕方ないと思うことが多い

・嫌だけど無理して参加する

・辛いけど最後までやり遂げる

・しがらみや世間体などで引き受けがち

・周りに気をつかって疲れてしまう

・周りから「気を遣わなくていいよ」と良く言われる

 このような特徴が多く当てはまるなら人との距離感を測るのが苦手なタイプかも知れません。
 ぱんダリオンの周りでもする必要のない気苦労を感じていたり、本来なら関わる必要のないトラブルに巻き込まれている人が多いです

 ちなみに最後の「気を遣わなくていいよ」と言われるというのは、相手には「気を遣っている」と受け取られているからです。

  何かをして貰った時に「気持ちは嬉しいけど、何か悪いな」というような居心地の悪さを感じる時がありますよね。

 それは「気を遣わせてしまった」と相手に感じさせているという事です。

 人との距離感を上手に測れる人は「気遣い」がさりげなく、意識せずに自然と受け取れる空気を纏っています。

人間関係の「片付け」の手順

 ここで本題、人間関係の「片付け」です。
 人の場合も基本は同じで、まず「分類する」ことです。

分類は「とても大切な人」「影響がない人」「ちょっと苦手な人」「大嫌いな人」の4つ

 「ちょっと大切な人」は個人的には必要ないと思っています。
 なぜなら「ちょっと大切な人」とどの程度の関わりを持つのか、ぱんダリオンには判断が難しいからです。
 もちろん必要だと思う方は「ちょっと大切な人」を加えてもOKです。

 「とても大切な人」は家族、恋人やパートナー、親友…その他
 パーソナルエリアに入っているようなごく限られた人なのでわかりやすいかと思います。

 「影響がない人」というのは悪い意味ではなく、接触しても心身の健康に影響を及ぼさない人、感情が大きく揺さぶられない人です。
 嫌味を言われても、ネガティブな会話をしても、大きな影響がなくフラットなお付き合いが出来る人。
 または問題が起きたり議論になったとしても、落ち込んだりせずに冷静に対応できたり、気持ちの切り替えがすぐに出来る関係です。
 職場や学校でも大多数の人がここに当てはまるのではないでしょうか。

  対処する必要があるのは「大嫌いな人」「ちょっと苦手な人」 です。

 大嫌いな人」 に対してはシンプルで出来るだけ接触を避けます。
 仕事・学校・親族などで関わらずにいられない場合は、必要最低限の挨拶やコミュニケーションに留めます。
 注意点は決して嫌な態度や素っ気ない対応をすることなく、お互いに不快さを感じない位のコミュニケーションは保つことです。

「ちょっと苦手な人」というのがすごく難しいところです。
「苦手なところもあるけど決して悪い人ではない」「〇〇さえ無ければ良い人なんだけど…」とつい言いたくなるような人ですね。
結論から言えば個々に適切な距離感を保つです。

適切な距離は人それぞれ

 適切な距離と言っても自分と他の人ではそれぞれの距離感は異なります。
 こちらは苦手だと思って避けている相手になぜか好かれて近寄ってくるというのは良くあることですよね。

 好かれるのは悪い事ではありませんが、自分ばかりが我慢する必要はありません。

 ですのでぱんダリオン的には自分にとって適切な距離を見極め、自分を優先することをおすすめします。

 基本は前項の「影響のない人」と同じで、「接触しても心身の健康に全く影響を及ぼさない、感情が揺れ動かない距離」を保つのが適切な距離感

 つまり「ちょっと苦手な人」は距離感は広めにとる必要があります。

ちょっと苦手な人との適切な距離をとるために…

個人的な話は必要最低限にする

早朝や夜など時間外のコミュニケーションはしない

電話、会うではなく、チャットなどでの連絡をメインとする

丁寧語や謙譲語、敬語を使う

できるだけ個人間の連絡ではなく、グループのチャットなどで共有する

最低でも三人以上のグループで会う、動く
 (一対一で話す必要がある時は人目のある場所を設定し、密室は避ける)

「片付け」はこまめに

 「片付け」が苦手な人は大掃除のように「まとまったら」「一気に」やろうとする人が多いですよね。

 逆に片付け上手は「その」「こまめに」が基本です。

 溜めてから一気にやろうとすると、その為に時間を作らなければいけません。
 さらに「よし!やるぞ!」と重い腰を上げるための気合いも必要なので、先延ばしにしがちです。

 その都度やる癖をつければ、あえて「片付け」「分別」するためのスケジュール調整も気合いも不要です。

 「片付け」はこまめに、その場で。

 「とりあえず置き」「まとめて片づける」は後回しの原因と認識しましょう。

 買い物やネットショッピングの荷物は、袋や段ボールからすぐ出して「片付け」「分別」です!

まとめ

  ぱんダリオンが日頃から重要な位置づけにしている「片付け」についてまとめました。

「片付け」が心に影響する

物の「片付け」の手順

人間関係にも「片付け」を応用

「片付け」はこまめに

 「片付け」をすることは心の整理とも言えます。
 そして自分にとって心地よい距離を保つための作業が「分別」「分類」です。

 一度カテゴライズしたものでも時間が経つと共に変化していくので、定期的に見直しが必要です。
 三年前はお気に入りだった洋服が「流行遅れ」になっていたりと、ネガティブな気持ちを思い起こすものに変わっているかも知れません。

 以前に仕分けた「分別」「分類」に違和感を感じるものはありませんか?
 あるとしたらそろそろ見直しの時期です。

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