ぱんダリオンの周りには一般的に見たら明るくて前向き、意思を持っていて、人生を楽しんでいるように見えるタイプが多いです。そしてとても優しいです。
ただここ5年位でしょうか…
優しい人ほど疲れやストレスが身体に出て、病院に通うまでになってしまう人が増えてきました。
スキンケアカウンセラーとして15年超。
関わる全ての人が心身ともに健康に過ごせるように、ぱんダリオンが優し過ぎる人に伝えたいことをあえて厳しめに書いてみました。
目次
優しすぎて身体を壊すタイプは?
ぱんダリオンの周りで「優しすぎて身体を壊しているタイプ」は共通していることが多くあります。
- 道徳心、協調性が高い人
- 生真面目、実直、人が嫌がるような仕事を率先してするタイプ
- 考えが白黒がはっきりしていて、グレーが嫌いな人
- 我慢したり、人の意見に合わせる事が多い人
- 断る、注意する、自分の意見を伝えるが下手な人
- 軽度の不調にに鈍感な人(肩こりや疲れ、ストレス、風邪など)
特に『軽度の不調にに鈍感な人』が要注意です。
ぱんダリオンは軽度の不調でも必ず声を掛けますが、このタイプの答えはだいたい似通っています。
誰でもあることだから
いつもの事だから
これくらいで休めないから
いつもと違うからこそ声を掛けているのですが、本人に自覚は薄かったり、注意を向けることはありません。
小さな不調の積み重ねは要注意です。
不調を軽視した結果自分で「いつもと違う」と認識した時にはかなり大変な状態になってしまいます。
不調はその都度対処することでコンディションを保てます。
ひいてはトラブルや不調が起きた時に、対応できる余裕のある自分を保つことに繋がります。
優しい人を病ませるのは「普通」の人たち
優しい人を病ませるのは特別な人ではなく、当たり前に周りにいる「よくいるタイプ」がほとんどです。
社会に出ると自分とはどうしても合わない人とも関わらなくてはならない場面が出てきます。
でも社会生活を送っていれば合わない人を一人避けたとしても、また同じような人が必ず現れます。
避けても避けても出てくるので対応できる自分になる工夫や対応策を講じる必要があります。
なんでも一人で対応しようと思わず助けを乞う、時には逃げることも重要な対応策のひとつです。
本当に優しい人と優しすぎる人の違いは?
ぱんダリオンの周りの「本当に優しい人」は以下のような特徴があります。
- 自分の軸がある人
- ダメな事はダメと言える
- 他人の幸せを心から喜べる
- 価値観の違いを受け入れる
- 自分も他人に対しても否定したり、卑下しない
- 自立している
- 自分を大切にしている
「本当に優しい人」と「優しすぎる人」の違いは「自分を大切にした上で他人にも大切にできる」か「自分を無視して、他人を優先する」かです。
優しすぎる人に伝えたいこと
仕事や人間関係など自分が居ても居なくても、他の人には大きな影響を与えない事がほとんどです。
例えば身体を壊してしまって急に長期間休んでも、ほとんどの場合は誰かがフォローしてくれて、問題なく物事は進んでいきます。
自分の心の声を無視したり、身体を壊してまで「自分がやらなければいけない事」はほぼありません。
ぱんダリオンは自分の許容範囲の小ささを自覚しているので何でも引き受けることはしませんし、必ず誰かと共有しています。
また「ぱんダリオンを必要としている人」「ぱんダリオンでなければできないこと」を優先します。
断るべきことを断らないことで傷は深くなります
- 「頼まれたら何でも引き受ける」
- 「本当は行きたくないけど、誘われたらとりあえず行く」
もちろん経験や知識が浅く、判断が出来ないうちはぱんダリオンもこのような行動することがあります。
ただ経験値が上がると自分で何でも処理しようとする事でかえって効率が悪くなったり、他の人の手を止めてしまうと判断できるようになります。
また本当はやりたくないのにやったところで質も効率も悪いですし、声を掛けた方の立場から見れば嫌なら断ってくれた方が良いのではないでしょうか。
最初からはっきりと断った方が期待を裏切ることもなく、自分も相手にとっても傷が浅く済みます。
相手を期待させたり依存させてから断る事は、お互いにとってより深いダメージとなってしまいます。
優しすぎる人がするべきこと
とはいえ優しすぎるから故に断れない人が多いのも事実です。
ぱんダリオン自身も昔は断るのは苦手でした。
ただ言いにくい事ほど早く言わないと、仕事でもプライベートでも後々大きな問題に発展してしまいます。
そこで事前に「こういう時はこうする」と決めておき、あとは繰り返し実践を重ねます。
①断る、注意する、意見を伝える方法を考えておく
断り慣れていないと、重すぎるトーンや気まずい雰囲気を全身にまとったりしている人がいます。
または歯切れが悪く言い訳をしているようだったり、勢いで言ってしまうと言葉選びや口調が強すぎたり。
そんなに暗いトーンで話す内容ではないんだけど…
そんなに強い言葉で断らなくても…
断るのが苦手な人から伝えられた時にこんな風に感じることが多々あります。
恐らく昔のぱんダリオンもこんな風に感じさせていたと思います。
そんなぱんダリオンが「断る」「注意する」「意見を伝える」時に常に気を付けていることは以下の5つです。
- できるだけ早いタイミングで
- あっさり
- はっきり
- 簡単な表現で
- 端的に
お手本は「素直な、無邪気な人」です。
「はっきり物を云うのになぜか嫌われない愛されキャラ」
「なぜかわからないけど憎めない人」
そういう人に倣って「思ったことは出来るだけ引き伸ばしにせず」「その都度」伝えるように心がけています。
②身近にいる要注意人物への対応策
- 優しい声や言い回し、態度で上手に人を使う要領のいい人
- 威圧的な言葉や態度、立場を利用する人
- 自分より弱い人や断れない人を選んで自分の要求を通す人・ストレスを発散する人
- 見返りや自分の利益のためだけに近づいてくる人
こういう人は自覚がなかったり、悪気がない人もいるのですが、一度「頼みやすい人」「この人は使える」と認識されてしまうと繰り返しターゲットにされてしまいます。
近くにこういうタイプが現れた時のために、あらかじめ対応方法を考えておく必要があります。
単に本人にとって「言いやすい人」「お願いしやすい人」「使いやすい人」をターゲットにしているだけなので、はっきりと断る、意思表示をするとすんなり引き下がることが多いです。
③自分の軸を持つ
自分の軸、価値観がわかっていないと自分を大切にすることは難しいです。
自分を優先することはもちろん、断る、意見を伝えるなど的確な意思表示や判断をするために自分の軸を持つことは必須です。
自分の軸や価値観についてはここでは書ききれないので別途まとめる予定です。
以前書いた以下の内容が役に立つかも知れません。
④誰と過ごすかを厳選する
優しすぎて他人を優先する人は、優先するべき物や人を間違えて判断しているのではないでしょうか。
何を優先するかがわからない時は、「本当に優しい人」の特徴のある人とできるだけ多く接することで自分も「本当の優しさ」が身についてきます。
人と関わることで心の安定を保ち、人に話すことで考えをまとめるという効果もあるそうです。
そういう意味でも「誰と関わり」「誰に話すか」を自分で慎重に選択する必要があります。
まとめ
優し過ぎる人に伝えたいことをまとめました。
- 優しすぎて身体を壊すタイプは?
- 優しい人を病ませるのは「普通」の人たち
- 本当に優しい人と優しすぎる人の違いは?
- 優しすぎる人に伝えたいこと
- 断るべきことを断らないことで傷は深くなります
- 優しすぎる人がするべきこと
ぱんダリオン自身、前職で健康を害してしまったことがありますが、ただそれを経験にセルフケアをすることを仕事とし、仕事がライフワークになっています。
自立した思考と健やかな状態で臨めば、仕事はお金を稼ぐためだけでも、我慢するものでもなくなるのではと思います。
有意義な時間として仕事時間を過ごしたい方の一助となればと嬉しいです。